みなさん、こんにちは。
台風が来ているみたいですが、こちらはまだ晴れています。
今日の夕方から明日の朝にかけて結構雨風が強くなるみたいです・・・。
7月に豪雨ほどは雨は続かないと思いますが、風は強くなるはずなので外出はせずに家でおとなしくしておきたいと思います。
はじめに
さて、今回はワールドビッグフォーを取り上げてみたいと思います。
最近、問題が起こっていて参加者に不安が募っている案件みたいなので調べてみましょう。
まず、ワールドビッグフォーとは何なのでしょうか?
ワールドビッグフォーは参加者から集めたお金で、セブ島のゴルフ場や不動産を取得し運営しています。
参加者はお金を出資する見返りに高利率の配当金を定期的に受け取れるという仕組みです。
結構前からやっているみたいで、30年位になるそうですね。
ご存知のように日本の銀行にお金を預けていても、ほとんど利子付きませんから高利率の配当金が受け取れるワールドビッグフォーは魅力的ですよね。
しかも長い間運営し続けてきているので、参加者の皆さんも安心していたかもしれませんね。
ただ、ここ最近はワールドビッグフォーからの配当金の振込がストップしているそうです。
半年ほど振込が無い方もいるみたいです。
一体、何が起こったのでしょうか?

いきなり振込がストップって・・。

一体何があったのかな。不安だよね。
では、内容をもう少し詳しく見ていきましょうか!
特商法に基づく表記について
事業者:JAPAN AIR RESORT INTERNATIONAL INC. ジャパンエアリゾートインターナショナルインク
責任者:行方栄治
住所:S-11,2F,Water Front Cebu City Hotel&Casino,off Salinas Drive,Lahug, Cebu City, Philippines.
電話番号:0120-652-817
URL:http://wb4.jp/
ワールドビッグフォーを検証レビュー
ワールドビッグフォーのビジネスモデル
では、ワールドビッグフォーのビジネスモデルはどのようなものなのでしょうか?
先ほども書いたように、参加者から出資してもらったお金で物件を購入し運営します。
ワールドビッグフォーの場合はセブ島で物件を仕入れリゾートを運営しています。
そして出資金に対して高利率の配当金を配る仕組みです。
参加者としては、お金を預ける代わりに配当をもらうと言うイメージですね。
ここまでなら、問題はないと思います。
現に日本や海外の企業でも債権などを発行しお金を集め、高利率の利子を払うの事例はいくらでもあります。
ただ、今回のワールドビッグフォーのような案件だとちょっと気になることがいくつか出てくるんですよね。
それを少し見ていきます。
ワールドビッグフォーの問題点とは
では、私が考えるワールドビッグフォーの問題点を見ていきます。
簡単にまとめると、
・セブ島で保有している物件のレベルが低い
・新規の出資者を募り続けている
・ポンジスキームの可能性がある
といったところでしょうか。
まずは、物件のレベルについてです。
セブ島でプール付の豪邸を建てるのにいくらかかると思いますか?
実は300万~500万位なんでよね。
なので、ワールドビッグフォーが所有している物件の取得にかかる費用もそんなに掛かっていないんじゃないかと推測出来ます。
JWBホテルに関しては完全別経営ですしね。
物件取得にはそれほどお金が掛からないので、参加者から集めたお金のほとんどは元の懐に入っていたり、配当に回しているではないでしょうか?

じゃあ、預けたお金はどうなっているの?

配当分は残して、後は使っている可能性はあるよね。
次に、ワールドビッグフォーはどんどん新規の参加者を集めてきました。
いわゆるネズミ講式に参加者が増えて行っていました。
ここにも疑問が残ります。
まっとうなビジネスならば、わざわざ個人からお金を集めずに銀行からお金を借りるんじゃないでしょうか?
そちらの方が会社としても、メリットがありますよね。
数多くの参加者への対応もしなくていいので、事務的にも簡略できますし。
さらに言えば、参加者への配当の利率よりも低い利率で融資は受けれますからね。
明らかにメリットがあるのにそれをしないと言うことは、何か銀行から借りれない理由があるということなんじゃないでしょうか。

確かに。普通は銀行から融資を受けるよね。

個人から出資を募るよりメリットあるしね。
まとめ
今回は、ワールドビッグフォーを取り上げて見てきました。
もちろん、長年続けてきている事業者なので、詐欺とは断定できません。
ただ、私なりに感じたことを書いてきました。
結果としては、ワールドビッグフォーはポンジスキーム詐欺の可能性もあるのではないかと思っています。
問題点のところでも書いたように、出資金の多くは胴元の懐に入っているし、集めた出資金から配当を出していると思います。
ずっと新たな参加者を募るということは、それをサイクルで回し続けていっていることでしょう。
でもこのやり方だと、参加者が増えると支払う配当金も増えるので、いつかは破綻してしまいますよね。
さらに集めた出資金はすでに使い込んでいる可能性もありますし。
今回、配当金の支払いが止まったと言うことで、そろそろ立ち行かなくなったのかもしれません・・。
ポンジスキーム詐欺を行う事業者はいつ破たんさせて撤退するかも常に考えていますからね。
昨今のコロナウイルスの問題は良いポイントだったのかもしれません。
天変地異やウイルス蔓延などは防ぎようがなく、例え撤退したとしても批判されにくいですからね。
実際に、これまでも強引に辞めてしまった例もありましたから。
とはいえ、ワールドビッグフォーが今後どうなるかはまだ分かりません。
もしかしたらコロナが終息すれば元のように戻る可能性もありますからね。
どのような方向性になるにせよ、もう少し時間はかかるのではないでしょうか?
参加された方々にとって、いい方向に進むように祈っています。
今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!